こんにちは、でっちです。
今回は嚥下機能のスクリーニング評価で用いる「フードテスト」についてです。
FT(フードテスト)
方法:ティースプーン1杯(3~4g)のプリンを摂取。その後空嚥下の指示を行い、30秒観察を行う。
判定:判定:口から出す、無反応は判定不能 1a:嚥下反射あり、ムセなし・湿性嗄声or呼吸変化あり 1b:嚥下反射なし、ムセあり 2 :嚥下反射あり、ムセなし、呼吸変化あり 3a:嚥下反射あり、ムセなし、湿性嗄声あり 3b:嚥下反射あり、ムセあり 3c:嚥下反射あり、ムセなし、口腔内残差あり 4 :嚥下反射あり、ムセなし、呼吸変化、湿性嗄声なし。口腔内残差あり、 追加嚥下で除去が可能 5 :嚥下反射あり、ムセなし、湿性嗄声なし、呼吸変化なし、口腔内残差なし。
もともとあった水飲みテストに対して、嚥下しやすいプリンを用いたテストであり、MWSTと共に開発されたとされています。
評価を行う際には、パルスオキシメーター、聴診器を用いて客観的評価と合わせながらすすめることがことと考えています。
判定の際に
・90%以下
・初期値より1分間平均で3%低下 を認めた場合は、摂取を一時中断
この検査によって、実施の食物を摂取する様子が観察、評価行えます。ただし、評価で摂取する量が少ないため、疲労度などの観察も合わせて必要となってきます。
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